プロカルシトニン診断キット(蛍光免疫クロマトグラフィー法)

簡単な説明:


  • テスト時間:10~15分
  • 有効時間:24ヶ月
  • 精度:99%以上
  • 仕様:1箱あたり1/25テスト
  • 保管温度:2℃~30℃
  • 製品詳細

    製品タグ

    プロカルシトニン診断キット

    (蛍光免疫クロマトグラフィー法)

    体外診断用のみ

    ご使用前にこの添付文書をよくお読みになり、指示を厳守してください。この添付文書の指示から逸脱した場合、検査結果の信頼性は保証されません。

    使用目的

    プロカルシトニン診断キット(蛍光免疫クロマトグラフィー法)は、ヒト血清または血漿中のプロカルシトニン(PCT)を定量的に検出する蛍光免疫クロマトグラフィー法です。細菌感染症および敗血症の補助診断に用いられます。陽性反応を示した検体はすべて、他の方法によって確認する必要があります。本検査は医療従事者のみを対象としています。

    まとめ

    プロカルシトニンは116個のアミノ酸から構成され、分子量は12.7KDです。PCTは神経内分泌細胞で発現し、酵素によって(未熟)カルシトニン、カルボキシ末端ペプチド、アミノ末端ペプチドに分解されます。健康な人の血中PCT濃度は微量ですが、細菌感染後は著しく増加する可能性があります。体内で敗血症が発生すると、ほとんどの組織でPCTが発現するため、PCTは敗血症の予後指標として用いられます。炎症性感染症の一部の患者では、PCTは抗生物質の選択や有効性判断の指標として用いられます。

    手続きの原則

    試験装置の膜には、試験領域に抗PCT抗体、対照領域にヤギ抗ウサギIgG抗体がコーティングされています。標識パッドには、あらかじめ蛍光標識抗PCT抗体とウサギIgGがコーティングされています。陽性サンプルを検査すると、サンプル中のPCT抗原が蛍光標識抗PCT抗体と結合し、免疫混合物を形成します。免疫クロマトグラフィーの作用により、複合体は吸収紙の方向に流れ、複合体が試験領域を通過すると、抗PCTコーティング抗体と結合し、新たな複合体を形成します。PCT濃度は蛍光シグナルと正の相関関係にあり、サンプル中のPCT濃度は蛍光免疫測定法によって検出できます。


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